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2018.1.24 「第6回 内部障害研修 EBHC(Evidence-based health care)」

による「介護予防~大東市での取り組み~」について学びました。

 

 

大東市で働く理学療法士が、どのように住民主体の介護予防に取り組んだかについて講義がありました。

どうしても行政が介入してしまうと、行政が主体となり、やらされている感じがでてしまうが、住民主体でなぜ集会を行う必要があるのか?介護予防に何が必要なのか?運動することでどうなるのか?などを住民が主体的に捉え、考えて実行することで介護予防の活動が成功した事例でした。

理学療法士・作業療法士として介護予防にどのような運動が必要か?どれくらいの量が必要か?などの答えを与えることはできるが、参加者がきちんと理解しないままでは効果は不十分となってしまい、継続も難しくなってしまいます。これはわたしたちが普段行っている、訪問でのリハビリテーションも同じで、リハビリテーションの主体は利用者本人であり、理学療法士・作業療法士がリハビリテーションをするわけではありません。このことを再認識し、利用者が主体的に取り組めるように、どのような支援が必要かを考えていくきっかけとなりました。

 

行政で働く理学療法士の方のお話を聞ける機会は少なく、どのような仕事をしているのかについてもとても参考になりました。
介護予防について行政との連携を深めていくことも私たちの課題であると思います。

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