はじめまして、新宿サテライトの中塚と申します。
今回の定期研修のテーマは、「循環・代謝を診る」です。
本講義では、循環系・代謝系疾患がどのような症状からつながるのかを分かり易く解説して頂けたので、
実践につながることがとても多く、大変勉強になりました。
今回の講義で特に印象に残っているのは、心不全の状態は徴候から捉えることも可能ということです。
下肢浮腫、体重増加、頸静脈怒張などの体静脈系うっ血が診られると、右心拍出量の低下が予測され、右心不全が疑われるように、何年も前に学校で習った知識を改めて思い出し、循環系・代謝系疾患をもつ方への実践として何が出来るのかと自問自答する材料が見つかったと思います。
本講義は、何気なく確認するのではなく、疾患の症状の増悪や異変の早期発見につながることも見据え、
医療情報を実践につなげる糸口として勉強を進めていきたいと再確認するきっかけとなりました。