こんにちは。いつもお世話になっております。銀座事業所新宿サテライト所属、理学療法士のMです。5月12日本社にて、新入社員対象に「誤嚥性肺炎予防」の研修会が行われました。
今回の研修は、社内共通の知識として、誤嚥性肺炎を発症しやすいリスクを知り、それを予防するために我々訪問スタッフが介入できることについて座学中心に行われました。
現在の日本において、肺炎は、悪性新生物、心疾患に次いで死因第3位です。高齢化と高度進展した医療によって、近年の日本では医療・介護関連肺炎が増加しており、当社のご利用者様の多くが対象となります。
誤嚥性肺炎を予防するために重要なのは、ご利用者様（宿主）の抵抗力と細菌侵襲のバランスです。講義では具体的なリスク因子、薬剤と誤嚥性肺炎の関係性について学びました。
誤嚥性肺炎予防には、訪問スタッフによるスクリーニング評価とリスク判定、より早く訪問時の変化に気づくこと、そしてご利用者様が自己管理できるよう、明確なアクションプランを作成し提示することが大切とわかりました。
今回学んだことを臨床に活かし、ご利用者様へ還元していきたいと思います。